【確認強迫】
確認強迫の代表的な症状は、鍵をかけたか、ガスを止めたかなどを、くり返し確認するというものです。何度確認しても自信が持てなくて、7回、8回、人によっては何十回と確認行為を反復することもあります。
頭では「こんなに確認する必要はないはずだ」とわかっているのですが、どうしても反復してしまうのです。
外出のたびに、鍵、水道、ガス、コンセントなどを10分、20分・・・と儀式のように確認しなくてはならなくなり、心身ともに疲れてしまいます。
他にも、ゴミ箱やゴミ袋に大切なものを捨てたのではないかと不安になって、何回も何回も中を確かめるといった症状の方もいます。
大人だけではなく、小学生にも症状が出ることがあります。例えば、ランドセルに教科書やノートをきちんと入れたか、何回も確認するお子さんもいます。時間割を合わせるのに1時間以上かかってしまい、学校に行くまでにクタクタに疲れてしまう場合もあります。(実は私がそうだったのです)
気になるところを何度も何度も確認せずにはいられず、そのことで精神的に疲れたり、日常生活に支障がでてくるのが確認強迫です。
【確認行為を減らすコツ】
当ルームは不安になっても、確認行為をくり返さないコツをテキストを使ってお伝えしています。
下の動画ではコツの一部をお話ししていますので、参考にしていただけると幸いです。