強迫性障害で精神科や心療内科に行くと、抗うつ剤(SSRI)などのお薬が出ます。
お薬のねらいは、とらわれている強迫観念や不安を薄れさせることです。
お薬で強迫観念や不安を弱めることができれば、手洗いや確認といった強迫行為をしたいという衝動も減ります。その結果、強迫行為をしなくなり症状が改善されるわけです。
ですが、お薬が自分に合わないと感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
特に、副作用がきつくてとてもお薬を飲み続けられないという方もいるかと思います。
私のところには、副作用が苦しすぎて薬を飲むのが怖くなったという方もよく相談に来られます。
薬の副作用でフラフラしたり、力が入らなかったり、吐き気がしたりして、とても飲み続けることができなかったそうです。
薬の副作用は個人差が大きいと思います。あまり出ない人もいれば、強く出る人もいるのです。
あまりに副作用がきつい方は、行動療法をメインとする治療の方がいいと思います。
といいますか、そもそも、強迫性障害という病気は、お薬を飲めばすべてがよくなるというわけではありません。
薬を飲んでも、強迫行為(過剰な確認や洗浄)をやり続けているうちはよくなりません。
根本的な治療のためには、強迫行為を減らすトレーニング(行動療法)が大切なのですね。
強迫行為をしない練習をすることで、「強迫観念→強迫行為→強迫観念→強迫行為」という悪循環を立つことこそが重要です。
当カウンセリングルームでは、強迫観念の不安を減らす考え方をしっかりお伝えし、強迫行為を減らす練習をサポートしています。
そして、この練習は薬を飲まなくても、治したいという強い意志があれば十分可能です。
行動療法に興味がある方はいつでもご相談くださいね。
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